ヴァイオリン独奏 中村 静香

中村静香
撮影:篠原栄治
 桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。全額スカラシップを 受けアスペン音楽祭に参加。文化庁芸術家派遣在外研修員として、ジュリアード音楽 院に留学。
 第52回日本音楽コンクール第一位。及び増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞受賞。第 29回海外派遣コンクール特別表彰。第3回日本国際音楽コンクール入賞。
 故・鷲見三郎、海野義雄、小林健次、川崎雅夫、ドロシー・ディレイの各氏に師 事。
 1994年より1999年まで、旧奏楽堂に於いてベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ 全曲連続演奏会全10回を開催、併せて邦人作曲家の作品も積極的に紹介する。
 これまでに、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団 等、各オーケストラと共演し、各地の音楽祭にも出演している。
 ヴィオリストとしては、2003年に大垣音楽祭でソロ・デビューを果し、最近では ヴィオリストとしても活躍の場を広げている。
 また、2年に1度開く自主企画のリサイタルでは、ヴァイオリン曲とヴィオラ曲を 織り交ぜるなど、意欲的なプログラムを展開している。
 現在、桐五重奏団、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメン バー。ソロ、室内楽で活躍している他、東京音楽大学、フェリス女学院大学で後進の 指導にもあたっている。